わからないという事なんですね。
わからないと認めたら楽になるのにと思うのですけれど。
きっと、でもわからないというのが死ぬほど皆厭なんですよね。
で今日部下に言ったんです。
僕は、わからないというところに当たったら、しめたって思うようにしている。
だって、わからないという箇所が見つかったら、やりようがあるじゃない。
黙って座ればすべてがわかるなんていやでしょ。
僕は、あなたの事、全て、解っている。全てお見通しですなんて言ったら、絶対に怒られてしまうし、その瞬間何もわからなくなってしまうじゃないですか。
お前の気持ちなんてわからないよ。でも、一生懸命お前のこと、理解しようとしているんだって…。だからわかってくれよって…。
皆で仕事をする時は、
最初は疑問符で行こうよ。疑問をとりあえずたくさん上げよう。
それで答えは、みんなで相談して出そうって。それがチームワークでしょ。
ところが、皆すぐに自分一人で答えを出そうとする。
それで訳が分からなくなると
リーダーに向かって答えを教えてくださいって言うんです。
阿保かって。それでいうんです。知るかって。答えなんてわからない。答えなんてないって。
出すにしても答えは皆で出そうよって。
だから、本当に皆、何もわかっていないんですよね。
何もわかっていないというわかったらそれでいいと思うんです。
わかっていないという事が大切なんだと僕は思うんです。
それで、わからないんだと言われると、うれしくなってしまう。そういう奴、僕好きです。素敵だなと思うんです。
それでわからないという奴に出会うと素敵って言ったしまうんです。
そうすると変な奴だなと言われる。
変ですかね。